PMD

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2020年1月16日 (木) 11:44時点におけるJud (トーク | 投稿記録)による版 (GIMIC(OPNA)とPMDB2の挙動差について言及)
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PMDはProfessionalMusicDriverの略で、P.M.D.とも書かれる、FM音源ドライバ。KAJA氏が作成した。とくに断りがない限り、PC-98x1用のPMD98を指す。

再生するための環境

PC-98x1で動作する音源ドライバ

Windowsで動作するエミュレータ

  • http://c60.la.coocan.jp/ - C60のページ
    PMDPPZをエミュレーションするPMDWin.dllと、そのプレイヤーFMPMD.exeを作成・公開しているサイト。同一ディレクトリに設置して起動するだけでよい。
  • http://hwm5.gyao.ne.jp/kobarin/kbmedia/kbmedia.htm - KbMedia Player のページ
    PMDWin.dllを使用可能な汎用プレイヤー。PMDWin.dllは同梱されている模様。

ハードウェア

  • http://gimic.net/ - G.I.M.I.C
    PMDデータをエミュレーション再生するハードウェア。マザーボード+OPNAモジュールでPMDB2相当、Lite版マザーボード単独でもADPCMパートを除いたPMDB2相当の再生が可能。
    • PMDB2相当ではあるが、ADPCMのループ機能をサポートしていない。
    • ファームウェア 5.30.0.0 から、SSG音量調整がサポートされた。これにより、実機PMDB2の挙動に近づけられるようになった。

再生データを作成するためのツール類

MMLコンパイラ

WatchFileUpdateとMS-DOSPlayer使用例
  • MC.EXE
    純正コンパイラ。DOS汎用コマンドラインアプリケーション。上出のKAJA氏のサイトで配布している『MC.EXE Ver.4.8p単体』。PC-98x1だけではなく、16/32bit版Windows上のコマンドプロンプトでも実行可能。
  • http://takeda-toshiya.my.coocan.jp/ - TAKEDA, toshiya's HOME PAGE
    64bit版WindowsでMC.EXEが動作しないため、それを実行可能にできるツール MS-DOS Player for Win32-x64 を配布している。右の使用例画像を参照。
  • WatchFileUpdate
    コンパイル補助ツール。3個まで、ファイルの更新を監視し、指定されたアプリケーションを起動することができるユーティリティ。右の使用例画像を参照。

FMデータ作成

  • VED.EXE
    PMDの純正FM音色エディタ。FM音源を搭載したPC-98x1、またはエミュレータ上で動作する。DR-DOSでは表示に一部不具合が出る。
  • PMDRC
    PMD逆コンパイラ。既存のデータからFM音色を流用することができる。

PCMデータ作成

PCMパートを使用するために必要なPCMファイルを作成・変換するためのツール類。

  • PMDPCM.EXE
  • PMDPCM86.EXE
    純正PCMファイル作成ツール。PC-98x1の環境に応じて必要なツールは別になっていて、ADPCMが実装されている場合と、86PCM/WSSPCMの場合で、それぞれ適したほうを使用する。
  • P862PPC.EXE
    純正PCMファイル変換ツール。PMD86で使用するP86ファイルを、PMDB2やG.I.M.I.Cで使用可能なPPCファイルに変換する。
  • PZIUTYMX.exe
    32bit版Windowsで動作する、PZIファイルを作成するツール。また、PZIファイルをP86に変換する。
  • PPCUTYMX.exe
    32bit版Windowsで動作する、PPCファイルを作成するツール。また、PPCファイルを音色ソースに使用可能。

音源の情報