PMDMX0.exe

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'''{{PAGENAME}}'''は、'''[[PMDMX1.exe]]'''のプロトタイプで、PMDWin.dllを2個ロードし、4オペレータFM12音、SSG6音、各種PCM30音を発音可能。Windows2000で動作する(他の環境は試していないので2000/XP以外は注意が必要)。
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'''{{PAGENAME}}'''は、'''[[PMDMX1.exe]]'''のプロトタイプで、PMDWin.dllを4個ロードし、4オペレータFM24音、SSG12音、各種PCM60音を発音可能。Windows2000で動作する(他の環境は試していないので2000/XP以外は注意が必要)。
  
 
このアプリケーションの解説は、[[PMDMX0.exe/PMDMX0.exeの使い方|PMDMX0.exeの使い方]]を参照。ここで述べられている事柄に関しては、このページ最後方にあるダウンロードできるバージョンのうち、最も新しいものについて説明している。
 
このアプリケーションの解説は、[[PMDMX0.exe/PMDMX0.exeの使い方|PMDMX0.exeの使い方]]を参照。ここで述べられている事柄に関しては、このページ最後方にあるダウンロードできるバージョンのうち、最も新しいものについて説明している。
  
 
==特徴==
 
==特徴==
;PMDWin.dllを2モジュール実装
+
;PMDWin.dllを最大4モジュール実装
:PMDMX1.exeと同様、4オペレータFM12音、SSG6音、PCM30音を発音させることが可能。
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:PMDMX1.exeと同様、4オペレータFM24音、SSG12音、PCM60音を発音させることが可能。
 
;プロトタイプ
 
;プロトタイプ
 
:PMDMX1.exeのプロトタイプであるため、機能が限定されている。
 
:PMDMX1.exeのプロトタイプであるため、機能が限定されている。
 
;コマンドラインアプリケーション
 
;コマンドラインアプリケーション
 
:DOSコマンドラインから実行する。
 
:DOSコマンドラインから実行する。
;発音機能なし
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;リアルタイム発音機能
:合成して得られた音声データを、.wavファイルとして出力する。
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:合成して得られた音声データを、.wavファイルとして出力する。V0.95aより、リアルタイム発音機能を追加。ただし、リアルタイム発音しながら.wavファイルを出力することは出来ない。
 
;ファイル途中から演奏が可能
 
;ファイル途中から演奏が可能
 
:[[MCMX1.exe]]と連携することで、途中から演奏することが可能。
 
:[[MCMX1.exe]]と連携することで、途中から演奏することが可能。
 
;MX0ファイルに対応
 
;MX0ファイルに対応
:独自形式のMX0ファイルを経由することにより、2モジュール分の演奏を1個のMMLファイルから制御することが可能。
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:独自形式のMX0ファイルを経由することにより、2~4モジュール分の演奏を1個のMMLファイルから制御することが可能。
  
 
==書式==
 
==書式==
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;filename
 
;filename
 
:演奏するファイル名を指定する。
 
:演奏するファイル名を指定する。
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===動作制御===
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リアルタイム再生中に'''Q'''キーで演奏終了、'''W'''キーで先頭から再演奏する。
  
 
==MX0ファイル書式==
 
==MX0ファイル書式==
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;2W
 
;2W
 
:Module.2で使用するRHYTHM音源部PCMファイルを格納しているディレクトリパスを指定する。省略した場合はカレントディレクトリを使用する。
 
:Module.2で使用するRHYTHM音源部PCMファイルを格納しているディレクトリパスを指定する。省略した場合はカレントディレクトリを使用する。
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;3M
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;3W
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;4M
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;4W
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:同様に、4個までのモジュールに与えるファイル名・ディレクトリ名を指定する。
 
;PP
 
;PP
 
:'''Pcmfile-Path'''の略。P86/PPC/PVI/PZI/PDRファイルを検索する場所を指定する。合計64個まで、複数指定することが可能。
 
:'''Pcmfile-Path'''の略。P86/PPC/PVI/PZI/PDRファイルを検索する場所を指定する。合計64個まで、複数指定することが可能。
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;PF
 
;PF
 
:'''PerFormance'''の略で、ここに'''LightMode'''を指定することで軽量動作を行う。ただし、使用メモリは29,400Bytes増加する。PMDWin.dll内のFM発音ロジックを呼び出す回数を減らし<small>(通常60回/秒→10回/秒)</small>、リアルタイム再生時には経過時間表示をしない。この項目は、[[MCMX1.exe]]で自動生成できない設定項目。
 
:'''PerFormance'''の略で、ここに'''LightMode'''を指定することで軽量動作を行う。ただし、使用メモリは29,400Bytes増加する。PMDWin.dll内のFM発音ロジックを呼び出す回数を減らし<small>(通常60回/秒→10回/秒)</small>、リアルタイム再生時には経過時間表示をしない。この項目は、[[MCMX1.exe]]で自動生成できない設定項目。
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===&#35;hoge形式による指定===
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'''default.mx0'''または演奏用MX0ファイルにて、MCMX1.exeと同様に&#35;hoge形式による指定が可能<small>(Version0.96f以降のみ)</small>。ただし、項目'''PF'''と'''nM'''<small>(n:数値)</small>に関しては、この形式による指定は不可能。
  
 
==規定の設定==
 
==規定の設定==
演奏データに固有の情報はコマンドラインから指定するMX0ファイルで指定可能であるが、予め設定した規定の情報を読み込むことが可能。'''default.mx0'''というファイル名で、PMDMX0.exeと同一のディレクトリに設置すれば、自動的に読み込まれる。
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演奏データに固有の情報はコマンドラインから指定するMX0ファイルで指定可能であるが、予め設定した規定の情報を読み込むことが可能。'''PMDMX0.mx0'''あるいは'''default.mx0'''というファイル名で、PMDMX0.exeと同一のディレクトリに設置すれば、自動的に読み込まれる。今後default.mx0は廃止予定であるため、PMDMX0.mx0の使用を推奨。
*default.mx0ファイルが存在すること
+
*PMDMX0.mx0あるいはdefault.mx0ファイルが存在すること
 
*対象ファイルが複数存在する場合は、「カレントディレクトリ」→「PMDMX0.exeと同一のディレクトリ」の順に優先
 
*対象ファイルが複数存在する場合は、「カレントディレクトリ」→「PMDMX0.exeと同一のディレクトリ」の順に優先
*1個しか設定できない項目がdefault.mx0とコマンドライン指定MX0ファイルの双方に設定されている場合、コマンドラインで指定したMX0ファイルの設定情報が優先される。
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*1個しか設定できない項目がPMDMX0/default.mx0とコマンドライン指定MX0ファイルの双方に設定されている場合、コマンドラインで指定したMX0ファイルの設定情報が優先される。
  
 
==制限事項==
 
==制限事項==
 
*ファイル名を指定する場合に、ディレクトリパスを省略すると動作しない。
 
*ファイル名を指定する場合に、ディレクトリパスを省略すると動作しない。
 
*PMDWin01.dllとPMDWin02.dllが存在しないと動作しない。存在しない場合は、PMDWin.dllを検索し、複製を自動生成する。
 
*PMDWin01.dllとPMDWin02.dllが存在しないと動作しない。存在しない場合は、PMDWin.dllを検索し、複製を自動生成する。
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*MX0ファイルの設定次第ではPMDWin.dllを4個までロードすることは可能であるが、対応する自動コンパイラは存在しない。
  
 
==注意事項==
 
==注意事項==
 
*暫定公開版であるため、動作はまったく保証されていない。
 
*暫定公開版であるため、動作はまったく保証されていない。
 
*Windows2000 + MicrosoftVisualC++6.0で開発しており、Windows2000以外での動作試験は特に実施していない。
 
*Windows2000 + MicrosoftVisualC++6.0で開発しており、Windows2000以外での動作試験は特に実施していない。
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*使用メモリは、本体のみで約2MBytes、1モジュール毎に約3MBytes、その他に読み込みPCMデータサイズが加算される。
  
 
==履歴==
 
==履歴==
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*[http://judstyle.jp/jswiki/images/8/8d/PMDMX0-093.zip Version0.93]
 
*[http://judstyle.jp/jswiki/images/8/8d/PMDMX0-093.zip Version0.93]
 
*[http://judstyle.jp/jswiki/images/9/95/PMDMX0-094.zip Version0.94]
 
*[http://judstyle.jp/jswiki/images/9/95/PMDMX0-094.zip Version0.94]
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*[http://judstyle.jp/jswiki/images/a/a3/PMDMX0-095d.zip Version0.95d]
 
*[http://judstyle.jp/jswiki/images/a/a3/PMDMX0-095d.zip Version0.95d]
 +
*[http://judstyle.jp/jswiki/images/1/13/PMDMX0-095f.zip Version0.95f]
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 +
*[http://judstyle.jp/jswiki/images/3/37/PMDMX0-0961.zip Version0.96a]
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__NOTOC__
 
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[[Category:PMDMX1]]
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[[Category:PMDMX]]

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