PMDMX0.exe/PMDMX0.exeの使い方

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ここでは、PMDMX0.exeを使用し、PMDWin.dllを2モジュール使用して打ち込みを行うのに必要な手順を説明します。GUIがなく手順がわかりづらいので主に忘れっぽい自分の為に書いています。

入手

必要なもの

必要なものは以下の通り。

  1. PMDMX0.exe
    音声データを作成する、いわば音源ドライバに相当。当サイト内で入手可能。PMDMX0.exeを参照。
  2. PMDWin.dll
    P.M.D.エミュレータで、音声合成を行うライブラリ。C60氏が作成、配布。C60のページにて入手可能。
  3. MC.exe
    P.M.D.形式のMMLを演奏用データに変換するコンパイラ。KAJA氏が作成、配布。かぢゃぽんのお部屋にて入手可能。
  4. MCMX1.exe
    MC.exeを使用し、チャンネル数がPMDPPZ.comの倍であるために独自形式となったPMDMX用MMLを、演奏用データに変換するコンパイラシェル。当サイト内で入手可能。MCMX1.exeを参照。これがない場合は、PMDMX0.exeに渡す演奏データ2個を自前で作成する必要がある。

あると便利なもの

  1. PZIUTY
    TAN-Y氏が作成、配布している、PZIファイル(PMDPPZ用8bitPCMデータファイル)を作成するユーティリティ。TAN-Y's HomePage にて入手可能でした。
  2. PZIUTYMX.exe
    PZIUTY.exeとは互換しない、PZIファイル(PMDPPZ用8bitPCMデータファイル)を作成するユーティリティ。PZIUTY.exeと互換がない一方で、WAVファイルをリンクできる。PZIUTYMX.exeを参照。
  3. JWU.exe
    PCMを変換するツール。JWU.exeを参照。
  4. WatchFileUpdate
    ファイルのタイムスタンプの更新時に特定の実行ファイルに更新ファイルを引き渡して実行するプログラム。C60氏が作成、配布。C60のページにて入手可能。

準備

  1. アプリケーション
    アプリケーションは、環境変数PATHに設定されているディレクトリに設置する。コマンドラインで操作する場合は、カレントディレクトリに置いても動作する。
    1. PMDMX0.exe
    2. MCMX1.exe
    3. MC.exe
  2. ライブラリ
    ライブラリは、PMDWin.dllをコピーして使用する。PMDMX0.exeは、PMDWin.dllをマルチスレッドで使用するとCPUリソースを必要以上に使用するため、メモリリソースを犠牲にして実行時間の短縮を行っている。各ファイルは、PMDWin.dllの複製であり、ファイル名を変更するだけでよい。
    1. PMDWin01.dll
    2. PMDWin02.dll

流れ

ファイル:MX0Flow.png
概略流れ図

全体の流れについては右図も参照、クリックすると拡大される。また、各アプリケーションの使用方法については、PMDMX0.exeMCMX1.exeに詳しいのでそちらを参照のこと。

もちろん、MCMX1.exeを使用せずに自力でMZファイルを2個作ったり、さらにMX0ファイル(内容はプレーンテキスト)を作成することでもPMDMX0.exeを使用することは可能。