PPCUTYMX.exe

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PPCUTYMX.exeは、PMDPPZ/PMDB2で使用するPPCファイルを取り扱うコマンドラインツール。

何に使うのか

  • 従来 PPCファイルを生成するには、スピークボード等を装着したPC-98x1実機またはエミュレータを使用する必要があるが、本ツールは実機・エミュレータを必要としない。
  • 入力としてPPCファイルそのものを扱えるので、P862PPCを使用してコンバートすることで、新規にPPCファイルを手軽に作成できる。
    1. PZIUTYMX.exeでPZIファイルを生成
    2. PZIUTYMX.exeでP86形式にコンバート
    3. P862PPCでPPC形式にコンバート
    4. (必要なら手持ちのPPCファイルと組み合わせて)新規にPPCファイルを生成する

コマンド書式

PPCUTYMX.exe <operation> <filename.ext>

operation

link
PPC定義ファイルfilename.extに従って、PPCファイルを生成する。
view
PPCファイルを検査し内容を表示する。

PPC定義ファイル書式

定義内容の区切りはタブ文字と改行文字、行頭にセミコロンがある場合はコメント行とみなす。定義可能なPPCは1ファイルだけ。指定されるPCMファイルはADPCMであること(チェックしていない)と、32bytes単位で切られていること(チェックしている)

1カラム目
音色番号。半角アスタリスクが指定された場合は、PPCファイル名を指定する行であることを示す。
2カラム目
ファイル名。音色番号に割り当てるPCMファイルか、生成するPPCファイル名を指定する。PPCファイル名を指定することで、該当PPCファイルのADPCMから引用する。
3カラム目
2カラム目にPPCファイルを記載した場合のみ、引用する音色番号を指定する必要がある。

定義例

;アスタリスクで始まる行はPPCファイル名定義
*	N909.PPC
;数字で始まる行はPCMファイル定義
;ADPCMファイルまたはPPCを定義可能
;先頭から順に @番号, PCMファイル名, 引用元@番号
1	N909001.PCM
2	N909002.PCM
3	CMLPCM2.PPC	6
;PCMファイル名にPPCを指定した場合、次のカラムに@番号を記載する

実行コマンド例

PPCUTYMX.exe link N909PPC.lxi

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