TinyTimeLine
 (→Download:  V.1.02)  | 
		 (V2.10)  | 
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| − | {{PAGENAME}}は、twitterにて簡易的なタイムラインの表示と投稿を行う、Webサーバ上で動作する軽量アプリケーション。twitterへのアクセスにはOAuth/  | + | {{PAGENAME}}は、twitterにて簡易的なタイムラインの表示と投稿を行う、Webサーバ上で動作する軽量アプリケーション。twitterへのアクセスにはOAuth/xAuthを使用し、各端末からほぼ同一のIFを提供する。  | 
==対応バージョン==  | ==対応バージョン==  | ||
| − | このマニュアルは、頁末でダウンロード可能なVer.  | + | このマニュアルは、頁末でダウンロード可能なVer.2.10に対応。  | 
==動作環境==  | ==動作環境==  | ||
| 15行: | 15行: | ||
*http://github.com/abraham/twitteroauth  | *http://github.com/abraham/twitteroauth  | ||
===スクリプト設置===  | ===スクリプト設置===  | ||
| − | 作成したディレクトリにTinyTimeLineのスクリプト'''  | + | 作成したディレクトリにTinyTimeLineのスクリプト'''index.php'''と、設定ファイル'''ttlsettings.php'''を設置してください。また、ダウンロードしたtwitteroauthライブラリも対象ディレクトリに設置してください。なお、TinyTimeLineのスクリプトファイル名は変更可能です。  | 
| − | *  | + | *index.php  | 
*ttlsettings.php  | *ttlsettings.php  | ||
| + | *ttlinit.php  | ||
| + | *ttlkeys.php  | ||
| + | *ttl.css  | ||
*OAuth.php  | *OAuth.php  | ||
*twitteroauth.php  | *twitteroauth.php  | ||
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TinyTimeLineの設置時設定を行います。'''ttlsettings.php'''の編集を行い、以下の通り設定を行ってください。  | TinyTimeLineの設置時設定を行います。'''ttlsettings.php'''の編集を行い、以下の通り設定を行ってください。  | ||
| − | ====動作設定====  | + | ====動作設定(1)====  | 
| − | + | ttlkeys.php に対して、前節まででtwitterより取得したConsumerKeyとAccessToken類を設定してください。ここに記述してあるものはサンプルなので、でたらめです。そのままで使用することはできません(が、取得した文字列は多分こんな長さの文字列なはずです)。  | |
| − | + | ||
| − | + | ||
  $tockey = "Ejd83Ze9zWd7E28xg7E5gg";  |   $tockey = "Ejd83Ze9zWd7E28xg7E5gg";  | ||
  $tocsec = "2rnDYTq48wqd4RdCzjPEkJpPu3YGoPVhzebmlvD90ep";  |   $tocsec = "2rnDYTq48wqd4RdCzjPEkJpPu3YGoPVhzebmlvD90ep";  | ||
cookieの設定も必要です。設置ディレクトリ、設置ドメイン、有効期限(秒)を設定してください。有効期限は、ブラウザ側での有効期限です。  | cookieの設定も必要です。設置ディレクトリ、設置ドメイン、有効期限(秒)を設定してください。有効期限は、ブラウザ側での有効期限です。  | ||
  $md="/TTL/";  |   $md="/TTL/";  | ||
| − |   $mi="  | + |   $mi="exsample.jp";  | 
  $EXP=24*60*60 * 8;  |   $EXP=24*60*60 * 8;  | ||
認証用のパスワードファイル名を設定してください。既存の一般的な'''.htpasswd'''を流用することができます。  | 認証用のパスワードファイル名を設定してください。既存の一般的な'''.htpasswd'''を流用することができます。  | ||
| − |   $PF="./.  | + |   $PF="./.ttlpasswd";  | 
| + | |||
| + | ====動作設定(2)====  | ||
| + | ttlsetting.php では、 twitteroauth.phpの設置場所をindex.phpと異なる場所に設置している場合、設置場所を示す必要があります。以下はその例です。  | ||
| + |  require_once("./OALIB/twitteroauth.php");  | ||
このスクリプトを使うときのタイトルを設定します。  | このスクリプトを使うときのタイトルを設定します。  | ||
  $CN="TinyTimeLine";  |   $CN="TinyTimeLine";  | ||
====表示関連設定====  | ====表示関連設定====  | ||
| − | TimeLineを表示する際に、$  | + | TimeLineを表示する際に、$tll/$tlu にて、一度に取得するTweetの数を変更可能です。200くらいまでは設定可能である模様ですが、そのまま動作速度やHTMLサイズに跳ね返ってくるので程々がお勧めです。  | 
| − |   $tll=40;  | + |   $tll=40; // Home,Mentions用  | 
| − | $  | + |  $tlu=20; // user用  | 
| + | Homeで表示することができる世代数を $txg 設定できます。1であれば、過去世代を遡ることはできません。$tll×$txgの数はTwitterAPIにより制限されています。190くらいまではテストで確認しています。  | ||
  $txg=4;  |   $txg=4;  | ||
テキストボックスの大きさを示します。使用している携帯電話やPCブラウザなど、好みに応じて変更してください。  | テキストボックスの大きさを示します。使用している携帯電話やPCブラウザなど、好みに応じて変更してください。  | ||
| − |   $fsz="  | + |   $fsz="84";  | 
| − | + |   $fss="44"; // スマートフォン用  | |
| − |   $  | + | |
| − | + | ||
| − | + | ||
| − | + | ||
| − | + | ||
====認証設定====  | ====認証設定====  | ||
| − | '''.  | + | '''.ttlpasswd'''を設定する必要があります。記述ルールは以下の通りです。  | 
  username:password:AccessToken:AccessTokenSecret  |   username:password:AccessToken:AccessTokenSecret  | ||
passwordはdes暗号化されている必要があります。以下のサンプルを示しますが、ConsumerKeyと同様でたらめです。そのままで使用することはできません(が、取得した文字列は多分こんな長さの文字列なはずです)。  | passwordはdes暗号化されている必要があります。以下のサンプルを示しますが、ConsumerKeyと同様でたらめです。そのままで使用することはできません(が、取得した文字列は多分こんな長さの文字列なはずです)。  | ||
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このスクリプトをブラウザから見ると、認証を求められます。前節で設定したusernameとpasswordを入力し、「Login」ボタンを押すとログインできます。  | このスクリプトをブラウザから見ると、認証を求められます。前節で設定したusernameとpasswordを入力し、「Login」ボタンを押すとログインできます。  | ||
;ログイン有効期限  | ;ログイン有効期限  | ||
| − | :ログインセッションはcookieで与えられ、ブラウザを終了させてもcookieはクリアされません。設定項目 '''$EXP'''  | + | :ログインセッションはcookieで与えられ、ブラウザを終了させてもcookieはクリアされません。設定項目 '''$EXP'''にて変更可能ですが、初期状態では2日間に設定されています。サーバ側のセッション有効期限についてはPHPに関するサーバ設定で制御されています(一般的には未使用のセッションは24分ごとに1/100の確率で削除されます。  | 
次回以降のログインでは、クライアント・サーバのどちらも有効期限が切れていなければログインは不要で、すぐにタイムラインが表示されます。  | 次回以降のログインでは、クライアント・サーバのどちらも有効期限が切れていなければログインは不要で、すぐにタイムラインが表示されます。  | ||
| 88行: | 89行: | ||
===Reply===  | ===Reply===  | ||
タイムライン上の'''Re'''をクリックすると、Re画面が表示されます。Re対象となった1件のみ表示され、テキストボックスにはメッセージとリプライ先ユーザ名が予め入力されています。ここでテキストボックスに入力し(あるいはそのまま)「Re」ボタンをクリックすると投稿されます。通常の投稿との違いは以下の通り。  | タイムライン上の'''Re'''をクリックすると、Re画面が表示されます。Re対象となった1件のみ表示され、テキストボックスにはメッセージとリプライ先ユーザ名が予め入力されています。ここでテキストボックスに入力し(あるいはそのまま)「Re」ボタンをクリックすると投稿されます。通常の投稿との違いは以下の通り。  | ||
| − | *  | + | *入力用のテキストボックスに、予めユーザ名が入力されています。  | 
*リプライ元のメッセージIDが付与されているので、公式のReと同等になります。  | *リプライ元のメッセージIDが付与されているので、公式のReと同等になります。  | ||
===QT===  | ===QT===  | ||
タイムライン上の'''QT'''をクリックすると、QT画面が表示されます。QT対象となった1件のみ表示され、テキストボックスにはメッセージとリプライ先ユーザ名が予め入力されています。ここでテキストボックスに入力し(あるいはそのまま)「QT」ボタンをクリックすると投稿されます。Reとの違いは以下の通り。  | タイムライン上の'''QT'''をクリックすると、QT画面が表示されます。QT対象となった1件のみ表示され、テキストボックスにはメッセージとリプライ先ユーザ名が予め入力されています。ここでテキストボックスに入力し(あるいはそのまま)「QT」ボタンをクリックすると投稿されます。Reとの違いは以下の通り。  | ||
| + | *入力用のテキストボックスに、予め引用文が入力されています。  | ||
*Reと異なり、メッセージIDの紐付けが行われないので、返信扱いにはなりません。ゆえに、全てのフォロワーのタイムラインに表示されます。  | *Reと異なり、メッセージIDの紐付けが行われないので、返信扱いにはなりません。ゆえに、全てのフォロワーのタイムラインに表示されます。  | ||
*公式RTとの違いについても同様で、リツイート扱いにはなりません。  | *公式RTとの違いについても同様で、リツイート扱いにはなりません。  | ||
| + | |||
| + | ===ユーザ情報===  | ||
| + | タイムライン上の'''ユーザ名'''をクリックすると、ユーザ情報画面が表示されます。該当ユーザの最近のツイートと、そのユーザが表示するよう登録したステータス<small>(フォロー,被フォロー,URL,プロフィール,所在地,プロテクト)</small>が表示されます。プロテクト状態は、プロテクトが有効な場合のみ表示されます。  | ||
==ライセンス==  | ==ライセンス==  | ||
| 101行: | 106行: | ||
==問い合わせ==  | ==問い合わせ==  | ||
| − | 質問・苦情・要望は [http://twitter.com/Judstyle Judstyle - twitter] まで。  | + | 質問・苦情・要望は [http://twitter.com/Judstyle @Judstyle - twitter] まで。  | 
==Download==  | ==Download==  | ||
| − | *[http://judstyle.jp/jswiki/images/  | + | *[http://judstyle.jp/jswiki/images/9/96/TTL210.zip Version.2.10]  | 
| − | *:  | + | *:全面的なコードの見直しとリファイン。各種内部パラメータの変更。  | 
| − | *:  | + | *:携帯電話ショートカットキー機能をオミット。  | 
| − | *:  | + | *:投稿長さチェックを廃止しtwitterサーバサイドでのエラー判定に頼るよう仕様を変更<small>(URLが強制的に短縮されてしまうようになり、文字列長さの計算ができなくなるため)</small>。  | 
| + | *:ユーザ情報ページ(最近のポストと一部ユーザ情報表示)を実装。  | ||
| + | *:タイムライン非表示モードを統合。  | ||
| + | *:URLのアンカータグ化基準を変更<small>(全半角空白・半角括弧閉じ・改行・Tab)</small>。  | ||
| + | *:投稿者ユーザ名表示・本文中の@付きscreen_nameからのユーザ情報ページへの誘導。  | ||
| + | *:公式RTの表示様式を変更。  | ||
| + | *:構成ファイルの変更及び一部のCSS対応。  | ||
| + | *:Re/QT投稿エラー時の画面表示BugをFix。  | ||
| + | |||
===Old===  | ===Old===  | ||
| + | *[http://judstyle.jp/jswiki/images/3/32/TTL102.zip Version.1.02]  | ||
*[http://judstyle.jp/jswiki/images/6/6a/TTL101.zip Version.1.01]  | *[http://judstyle.jp/jswiki/images/6/6a/TTL101.zip Version.1.01]  | ||
*[http://judstyle.jp/jswiki/images/c/c7/TTL100.zip Version.1.00]  | *[http://judstyle.jp/jswiki/images/c/c7/TTL100.zip Version.1.00]  | ||